お疲れんこん、きころパパです。今日もご覧いただき、ありがとうございます!
皆さん、シャローフリーク使ってますか?
私は大好きなフロートメバリングでシャローフリークを使っていて、遠くの良型メバルをゲットしています。
下の写真は2023年12月に地元でゲットした31㎝の尺メバルです!
そんなシャローフリーク好きな私ですが、今回シャローフリーク型のフロート(飛ばしウキ)を自作してみました!
1つ百数十円で作れるので、初めてのポイントでも根掛かりを恐れず攻めることができます!
スーパーボールを使ったおなじみの方法ですが、私なりの工夫をした作り方を紹介させていただきます。
道具をそろえると簡単に作ることができるので、フロートアジングやフロートメバリングを楽しむ方の参考になればうれしいです。
ぜひ最後までご覧ください!
自作フロートの重さと浮力
では自作のフロートって、どんな感じなのでしょうか?
下の写真は、自作フロートのうち、フローティングタイプ(浮かぶもの)の重さをデジタルスケールで測ったものです。
重さは、だいたい10.2g。
水に沈めてみたときの「残浮力」は、だいたい1.0gでした。
ですので0.8gのジグヘッドを付けると浮かびますが、1gを超えるジグヘッドでは、沈んでいきます。
一方で、ネイルシンカーを入れるシンキングタイプ(沈むもの)は、今回は2.2gのネイルシンカーを入れたので、沈む重さは、だいたい1.2gになる計算です。
・フローティングタイプ(浮かぶもの):残浮力 約1.0g
・シンキングタイプ(沈むもの):沈む重さ 約1.2g
上記を目安に、お好きなネイルシンカーを使って重さを調整してみてください。
シャローフリーク型を作るための材料
さて、下の写真が完成形です。
左がシャローフリークで、右が自作のフロートです。
ご覧のように、自作したものはシャローフリークの一番大きいものより一回り小さく、重さも11~12g前後と軽いです。
一番大きなシャローフリークには飛距離ではかないませんが、十分に活躍できる代物です!
自作には、下の写真のようなラグビー型のスーパーボールに、重さを調整するためのネイルシンカーを使います。
そのほかの材料や道具は次の通りです。
- サルカン:フロートとラインをつなぎます。3号くらい
- お古のPEライン:サルカンをスーパーボールに引っ付けます
- 縫い針:PEラインをスーパーボールに通すのに使います
- UVレジン:サルカンやネイルシンカーをスーパーボールに固着させます。接着剤代わり
- ハンドドリル:サルカンやネイルシンカーを入れる穴を開けます
シャローフリーク型のタイプ
シャローフリークに、シンキングタイプ(沈むもの)と、フローティングタイプ(浮かぶもの)とがあるように、スーパーボールでも両方のタイプが作れます。
両タイプの違いは、ネイルシンカーを入れる(沈む)か、入れないか(浮かぶ)です。
下の写真は、右がネイルシンカーが入った(沈む)もの、左がネイルシンカーが無い(浮かぶ)ものです。
見た目もほぼ同じで、作り方も基本は同じですので、今回はネイルシンカーを入れるシンキングタイプでの作り方を紹介します。
ネイルシンカーを入れないと、フローティングタイプ(残浮力0.8g程度)として使えます。
スーパーボールに穴を開ける
さて、では実際に作り方を紹介します!
まずはじめにネイルシンカーやサルカンを入れるための穴を、スーパーボールに開けます。
ここで使うのが、ハンドドリルです。
電動ドリルを使う人もいると思いますが、ハンドドリルの方が小さくて強さの調整も自分次第ですので、とっても便利です。
またほかの釣り具のカスタマイズにも便利なので、1つ持っているととっても重宝しますよ!
ということで、まずはドリルの長さと太さ、ネイルシンカーの長さと太さを合わせて、スーパーボールのお尻側から真っすぐ穴を開けます。
丁寧にゆっくりとしないと、スーパーボールが割れることがあるので気を付けてください。
穴を開けても、この段階ではまだネイルシンカーを入れないでください。
ネイルシンカーは、固着用のレジンを流し込んでから入れるからです。
ネイルシンカーの穴が開いたら、次は同じように反対の頭側にサルカンを入れる穴を開けます。
穴の目安は、サルカンの輪っかが1つ外に出るくらいの深さです。
サルカンも後でレジンで固着するので、まだ入れないでください。
サルカンを固定するPEを通す
次に、サルカンをPEラインを使ってスーパーボールにはめる作業をします。
サルカンをレジンだけで穴に固着するのは不安なので、スーパーボールの中にPEラインを通して、PEごとレジンで固着させるためです。
縫い針にPEを通して、お尻側から頭側まで一直線に貫きます。
スーパーバールが結構かたいので、針をペンチで挟んで押し込み、針の頭が反対から出てきたら、ペンチで針を引っ張り出すのが安全でやりやすいです。
針が頭から出てきたら、出てきたPEラインにサルカンを結びます。
あとでPEラインをお尻側から引っ張って、サルカンをスーパーボールの中に入り込むようにするためです。
まだサルカンは入れません。
固着用のレジンを注入する
スーパーボールにサルカン用とネイルシンカー用の穴が開いて、サルカンにPEラインを通したら、次は固着用のレジンをスーパーボールに注入していきます。
まずサルカンを入れる頭側の穴にレジンを入れます。
レジンを入れたら、PEをお尻側から引っ張って、サルカンの輪っかが1つ外に出る程度まで、サルカンをスーパーボールに入れます。
レジンを注入する量は、多すぎるとはみ出すので、適度に、という感じです。
ちょこちょこ調整してみてください!
このときは、まだPEは切りません。
PEは、ネイルシンカーを穴に入れたときに、ネイルシンカーと一緒に固着させるからです。
次にお尻側の穴にもレジンを入れて、ネイルシンカーを押し込みます。
ネイルシンカーがきっちりとスーパーボールに入ったら、PEのたるみを無くした上で、余分なラインをカットします。
出来上がりは、こんな感じです。
サルカンとシンカーが、しっかりとスーパーボールの中に入っていて、PEライン(見えていませんが)もサルカンをつなぎとめる役目をしています。
そして、日当たりの良いところに半日ほど放置すれば、レジンがカチカチに固まって、サルカンとネイルシンカー、PEがしっかりと固着されて完成です!
ちなみに私は卵のパックに並べて、日当たりの良いところに置いています。
転がっていかないので、便利ですよ!
まとめ
ということで、今回はコスパが良いシャローフリークのように使える自作のフロート作りに付いて、紹介しました。
より詳しい作り方は、動画にもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。
今回も最後までご覧いたありがとうございました。
コスパの良い自作フロートでガンガン攻めて、良型のメバルやアジをゲットしてください!