お疲れんこん、きころパパです。
ショアジギングで青物を狙うことが多い今日このごろ、皆さまいかがお過ごしですか?
さて私は先日、ついに念願の大型クーラーボックスを買いました!
それがこのシマノの「スペーザベイシス350」(キャスター付き)です!
長さが60㎝あり、青物など大型の魚を収納できるのが最大の魅力です。
さっそく釣行に利用し、62㎝のハマチを入れてみたので、そのときの使用感などをご紹介します!
保冷力を上げるための内ブタを作ってみたので、ぜひ最後までお読みください!
60㎝の青物が入るクーラーボックス
さて、このスペーザベイシス350。
最大の特徴は、内寸の長さが60㎝もあることです。
長さが60㎝までの大型魚も曲げずに入るので、サゴシ(サワラの幼魚)など曲げると傷みやすい魚も、まっすぐのまま持ち帰れます。
下の写真は2021年10月に愛媛県伊予市でのショアジギングで釣り上げた63~65㎝のハマチです。
60㎝超えが3本入っていますが、ヒレが少し曲がるくらいで、問題なく収まりました!
あと3本は入りましたね~(釣れればですが。。。)
内寸が50㎝くらいのクーラーだったら魚体を曲げないと入らないところでした。
大きさをイメージしてもらいやすいように、シマノの「スペーザベイシス350」に新聞を入れてみました。
新聞半分に折ったものでも、すっぽりと入ります。
スペーザベイシスのサイズ
スペーザベイシスには、私が買った35リットルの「350」と、25リットルの「250」があります。
シマノ公式HPによると、スペーザベイシスのそれぞれのサイズは下記のとおりです。
「スペーザベイシス350」の内寸は、ヨコの長さが60㎝で、幅が26㎝です。
これだけの容量があれば、堤防からのショアジギングで釣れる魚であれば、ほとんどが真っすぐのまま入れることができるのではないでしょうか。
一方、「スペーザベイシス250」はタテの長さが50㎝。
この10㎝の差はとても大きいです。どちらを買うか迷ったら、350をオススメします!
ただ「スペーザベイシス350」は、外寸も大きいです。
外寸の長さは80㎝近いので、車に乗せたり、家の中に置いたりするときは、かなり場所を取ります。
購入を考える方は、車のトランクスペースや保管場所のサイズを測ってからの購入をオススメします!!(マジでこれ大事です!)
スペーザベイシスの保冷力
肝心のスペーザベイシス350の保冷力は、どの程度でしょうか?
シマノ独自の数値「I-CE(アイス)」によると、スペーザベイシス350の保冷力は「50h」です。
「I-CE(アイス)」の考え方は「クーラー内容量の20%の氷を31℃の温度下で1時間保持できることを1h」とするそうです。
つまりスペーザベイシス350は、容量35リットルの20%=7リットルの氷を50時間は保持してくれる、という計算になります。
最初の釣行で3~4リットルほどの氷をクーラーに入れていきましたが、1日の釣行では半分くらいは残っていました。まぁ十分ではないでしょか。
真空パネルを装備 保冷力をアップ
スペーザベイシスは底面が真空パネルになっています。
底面に真空パネルを装備することで、地面からの熱を効果的に遮ってくれるそうです。
堤防や構内などコンクリートの上に直接クーラーボックスを置く際に、より効果を発揮してくれそうです。
夏場の遠征には、この真空パネル1面の差はかなり大きいのではないでしょうか。
ちなみに、スペーザシリーズには、ベイシスの1ランク下に「スペーザライト」があります。
ライトには底面の真空パネルがありませんが、保冷力は「I-CE(アイス)」で「45h」とベイシスと大差はないように思います。(メーカーさんに言わせると、大差なのでしょうが。。)
ベイシスとライトの価格差は5000円程度。本体の重さはベイシスよりも軽い6.5㎏。
う~ん。
ライトでも良かったかな~、と悩んでしまうところですが、長い目で見ると、やっぱりベイシスで良かったのかな~とも思います(笑)
上ブタは両開き 自動で閉まる
さて気を取り直して、紹介を続けます!
スペーザベイシスのフタは左右の両側に取っ手が付いていて、取り外しが可能です。
こんな感じです。
しかもフタは左右どちらからでも、開けられるようになっています。
正直言って、フタの両開きについては、買う前はあまりメリットに感じていませんでした。
しかし実際に使ってみると、車の中や堤防の壁際などで、フタが開く方向を気にせずに置けて、左右どちら側からも荷物が取れるというのは、とっても便利なんです!
どちらから開けても、きちんと自重でフタが閉まるのも気に入っています。
もちろん中を洗ったり、乾かしたりするときにも便利ですよ。
トレイ付き 座っても大丈夫
スペーザベイシスには、内側のトレイが標準で付いています。
トレイはまぁまぁ大きくて、下の写真のように1リットルと500mlのペットボトルを並べて入れることができます。
上の写真の左底にあるのは、クーラー内部の水を抜くための「水栓」です。
水栓は大きくて片手でつまみやすく、ひねるだけで簡単に開閉できます。
また、本体はかなり丈夫で、体重70㎏の私が座っても、びくともしません。
シマノHPでも「堅牢」で座れることを、特徴の一つとしています。
私は堤防に上がるときの、踏み台代わりにも使っています。
キャスター付きがオススメ
シマノの「スペーザベイシス350」にはキャスター付きと、そうでないものの2種類があります。
スペーザベイシス350の場合、本体がすでに7㎏あります。
これに氷や釣った魚、ほかの道具や食料も入れると、その重量はかなりのものです。
釣り場が近くて、クーラーを車に乗せたままのときは問題ありませんが、長い波止などで使いたいときに、10㎏近いクーラーを手で持って歩くのはちょっと現実的ではありませんよね。
しかしキャスターが付いていれば、長い波止でもゴロゴロと転がせて行けるので、かなり楽ちんです。
ですので、キャスター付きを強くオススメします。
クーラーボックス キャスターの音対策
ただプラ製のキャスターは、舗装が荒いアスファルトやガタガタしたコンクリート上では少々やかましいです。
キャスターにビニールテープを巻いてみましたが、薄いビニールテープだけでは深夜の港湾を歩くのは、ちょっと音が気になりました。
そこで目を付けたのが、下の写真のようなゴムシートです。
これは近所のホームセンターで売っていた300円程度のもので、厚さが1mmで、裏が粘着シートになっているものです。
ハサミで簡単に切れるので、キャスターの幅にカットして、両方のキャスターに貼り付けました。
こんな感じですね。作業時間は10分足らず。
ゴムシートを付けると、それまで「ガラガラ~」だったキャスター音が、「ゴロゴロ~」と低い音に低減されました。いい感じです!
深夜のマンションの廊下でも気になりませんでした。(個人の感想ですが。。)
クーラーボックス 内ブタで冷気の拡散を防ぐ
キャスターの音と同様に、使ってみて分かったのですが、こうした大型クーラーボックスの場合、フタが付いている開放面が大きいので、トレイの物を取るためにフタの開け閉めをするだけでも、内部の冷気がかなり逃げてしまうようです。
そこでクーラーの底の方と、トレイがある上の方とを分けるために、下の写真のような内ブタを作ってみました!
クーラーボックス 内ブタの作り方
あくまで自己流ですが、参考までに私がやった内ブタの作り方をご紹介します。
用意したのは下記の3点です。すべて近所のダイソーで買いました。
- 発泡スチロールシート(タテ60㎝✖ヨコ42㎝✖厚さ1.2㎝)
- アルミシート(タテ90㎝✖ヨコ45㎝のキッチン用)
- アルミテープ(ガムテープみたいなタイプ)
上の写真はダイソーで買った発泡スチロールとアルミシートです。
アルミテープを写すの、忘れてました(笑)。
アルミシートはキッチン用品売り場にありました。
写真には2つずつ写っていますが、実際に使った発泡スチロールやアルミシート、アルミテープは、いずれも1つで足りました。
内ブタは超オススメです!
作る手順は、とっても簡単です。
単純に、クーラーの内寸に合わせて発泡スチロールを切って、全体にアルミシートを巻いて、アルミテープで貼り付ける、だけです。
発泡スチロールの厚みは、ちょうど良かったです。
特別な技術やスキルは必要ありません。
クーラーボックスに付けると、こんな感じです。
内ブタでクーラーボックス内を、きっちり2層に分けることができました。
発泡スチロールの四隅は、少し斜めにカットしておくと、フタの取り外しがしやすいです。
フタを取り外すためのヒモかテープを付けようともしたのですが、きれいに付かなかったので、フタを外すときには四隅のどこかを指で押して、内ブタを斜めにしてから取り外すようにしています。
作業時間は45分程度。費用は330円(笑)でした。
実際に使ってみると、内ブタの下の冷凍ペットボトルと、トレイに乗せていただけの冷凍ペットボトルでは、氷の持ちが全然違いました! 内ブタ最高です!!
ダイワならプロバイザーか
クーラーボックスもいろいろなメーカーから良品がでていますが、今回クーラーボックスを買うにあたって、最後まで迷ったのがダイワのプロバイザートランクHDでした。
保冷力に定評のあるダイワのクーラーボックス。
プロバイザートランクHDは、カラーラインナップも豊富で、キャスターも「静音」としており、フタが両開きで、座れることもスペーザベイシスと同じで、私の中では高評価でした。
ただ内寸の長さは55㎝。スペーザベイシスの内寸の長さは60㎝あり、この5㎝の差が決め手となりました。
もし内寸の長さが60㎝だったら、ダイワを選んでいたかもしれません。
いまでも正直、どっちが良かったか分かりません。
最後に。。。
さてさて。
というわけで、今回も勝手なことをつらつらと書きましたが、大型クーラーボックスを購入する際に、参考になれば嬉しいです!
特に内ブタについては、中型のクーラーボックスでも使える方法なので、オススメです!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!